メカニズム

購入したのは大分前だったが、当時は「箱」というのがピンと来ず、途中までで放置していた。改めて読み直してみたが、今回はなぜかスムーズに入ってきた。
自己欺瞞という状態に陥るとどんなことが起きるのか、そこから抜け出せるとどんな可能性が開けるのか。我が身に思い当たることも沢山ありそうだ。
面白いと思ったのは、家庭や職場の人間関係だけでなく、ビジネスの成果にも結びつけている点。自己欺瞞の箱に落ちて自己正当化に追われている状態では、成果に集中することができないという話は、これまで全く知らなかった視点であり、かなり痛いところを突いている気がする。